豊かな食事や快適な生活環境を手に入れた現代、その甘い生活の反動として数々の成人病という代価を支払っているのも事実です。糖尿病を発症したことをきっかけに生活習慣を見直しましょう。糖尿病を予防・改善する生活習慣は、そのまま体調好調で長生きできることに直結するはずです。

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症とは、糖尿病になってから起こる合併症の一つで、目の網膜に障害が起きる病気です。 糖尿病が悪化すると、3人に1人が発症し、年間3000もの人々が、この病で失明する非常に恐い病気です。

糖尿病とは、血液中が糖分でいっぱいになり、全身の血管内で障害が起きる病です。

網膜は、眼球の裏側にある見たものを映し出す膜のことです。

糖尿病性網膜症は、その網膜の表面をびっしりと覆った毛細血管が長年、糖分だらけの血液にさらされたことで、いつしか詰まってしまいます。

その結果、酸素不足に陥った網膜では、新生血管という新しい血管を作り出します。

ところが、この新生血管は新しいのでもろく、すぐに破れてしまいやすいのが特徴なんです。

ただの飛蚊症(ひぶんしょう)だと思い込んでいた、あの目の中にゴミのようなものが浮かんで見える現象、そして風景がかすんだり歪んで見えた現象は、新生血管から出血した結果、網膜の細胞があちこちで死んでしまい、見たものが正常に映らなくなってしまうことにおり起こります。

そして糖尿病性網膜症が末期になると、目の中の岩のようなものが見えたりします。

こういう現象は、眼球の内側で出血したことが原因によります。

岩のような影は、血液が固まったものです。

そして最後には大出血が起こしたり、眼球全体が血で赤く染まってしまうようにもなります。

糖尿病の原因のひとつは、よく噛まず急いで食べ物をかきこむ、いわゆる「早食い」というのも起因のひとつにあります。

こういう食べ方をすると、血液中に糖分が急激に増加し始めます。

すると、すい臓はこの糖分を処理しようと、インスリンを一気に大量分泌します。

食事をゆっくり食べれば、インスリンの分泌はゆるやかになり、すい臓にも負担はかかりません。

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